タイガーの大ピンチ?!

2000年のUS OPENで
彼が大ピンチを迎えていたことを知ってました?

そうです。あの2位に15打差をつけて勝った試合です。
事の真相は3日目、厳密には第2ラウンドの
最終ホールでの出来事です。
前日のプレー進行上、2日目に終了できなかった
数ホールを3日目の朝にプレーしている時の出来事です。

7打差リードで迎えた最終18番ホールの
ティーショットで事件は起きました。
皆さんご存知のぺブルビーチの18番です。
彼はドライバーショットを引っ掛けて
ボールは太平洋の中へ。

彼は打ち直しの為キャディーのスティーブに
代わりのボールを要求しました。
また、タイガーはドライバーで打つつもりです。
しかし、スティーブは心の底から
「頼むから2番アイアンで海以外どこでもいいから打てくれ」と
言いたかったらしい。
もちろん、何も言えず、ボールをタイガーに渡した。

なぜかと言えば、そのボールは彼のキャディバックに
入っている最後のボールだったのだ。

えっ? たった2つしかボール持ってないの?

話はちょっと複雑で、
まず、前の日、タイガーが自分のパッティングの練習のために
数個ボールをキャディバックから出してホテルに持ち帰った。
そして、3日目の朝、タイガーがボールを出していたことを
知らないスティーブは
ボールが減っているにもかかわらず、
ラウンドの進行とともにいつものように
ギャラリーにボールをあげていた。

ほんの数ホールのラウンドだから
スティーブもスタート前にボール数を
チェックしなかったんじゃないのかな。
外人のキャディは、よく使用したボールを
ギャラリーにあげる。
ギャラリーサービスの為もあるし、
何よりボールは思った以上に重たい。
みなさんもわかるように、ボール10個が入った
キャディバックと10個だしたキャディバックでは
明らかに重さが違う。

スティーブは18番ホールではじめてボールが2個しか
残っていない現状に気がついた。
どうやら実際、3日目スタートする時点で4個しか
ボールがキャディバックに入っていなかったようだ。

ちなみに、タイガーは彼専用のボールを使っているはずです。
一流選手になればなるほどその選手専用のボールがあります。
だから人からボールを借りるわけにもいかない。
もし、彼が打ち直しのティーショットで
また海の中にボールを打ち込んだら
彼がそのホールを終了するボールはありません。

競技では1ボールルールというのがあって、
プレーヤーは18ホールプレー中
1種類のボールしか使用できません。
だから、もしタイガーがボールを全部使い果した場合は、
同じブランドの同じタイプのボールを他の人から
借りるしかありませんでした。
1ボールルールに違反した場合は2打罰です。
が、これはあくまで本人が気づかないうちに起こった場合で、
もしこれが意図的にプレー中に違うボールを使ったら
どんなペナルティーの対象になるか・・・
うっ、わかりません。
私の勉強不足です。調べておきます。
幸運にもまだ私はそんな状況に遭遇したことがありません。
いつもたくさんボールはバッグに入っています。
まだ、自分の腕を信用し切れていません。

もちろん、タイガーは打ちなおしのボールは
フェアウエイに打ち、事なきを得ました。
タイガーはホールアウト後に、スティーブから
もう代わりのボールがなかったことを知らされたそうです。

15打差で優勝した歴史的な勝利の中に、
ちょっと冷や冷やした一瞬があったというエピソードです。
先日アメリカのゴルフチャンネルの
タイガー特集で聞いた話でした。

私は初めてこの話を聞いたので、
スティーブの顔を想像しただけで
楽しいひとときを過ごしました。

(REXの旧ブログ ”フロリダ☆ゴルフライフ” 2004/02/05より)

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