US-PGA TOUR

最後のメジャーPGA Championshipを終えて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

では、今年最後のメジャーになりました
先週のPGA Championshipについてレックスに聞きます。
優勝はケプカ、強かったですね。

===============
ポイント:松山選手の状態
     池田選手の壁
     小平選手の壁
     今のタイガーはチャレンジャー
===============

——最後のメジャーとなりましたPGA Championship、
去年の松山選手が優勝争いをして、勝てなくて悔し涙した松山選手の姿が
私の記憶にも強く残っている試合なんですが、
初日いいスタートを切って笑顔もインタビューで見られた松山選手の様子はどうでしたか。

(REX) まず、彼自身もさほど自分に対して期待はしていなかったと思いますね。
そういうこともあって、かなりリラックスした雰囲気で試合に臨んでいました。

ゲームの内容はずいぶん立ち直りつつあると思いますし、
去年の今頃と漠然と比べると、さほど変わりはない、
というのが実際かなと思います。
その中で今年のこれまでの流れですごく難しく松山君が
考えているのかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

練習も恐ろしいくらいしているんだけど、
逆に自分で自分の首を絞めているのかもしれないし、
こういう時ってあると思うんですが、
このトンネルを抜けたらもっと大きくなる松山君が先にいる気がするし、
ある意味試練だけど、それに面と向かって立ち向かっている、
という状況でしょうね。

——今誰かからアドバイスはもらっているのでしょうか。

(REX) たまに何人かに意見を聞くことはあるかもしれないけど
基本的にはすべて自分で考えて自分で消化している状況ですね。
アドバイスをあげる方も難しいですよね。
世界のトッププロに向かって何を言ったらいいのか。

松山君は松山君なりの理論があって、それに合致しなかったら
聞くことはするけど、合わなければすっと流すような感じだろうし、
これからもいばらの道が続くでしょうけど、
それに立ち向かっていくしかないですね。

——池田勇太選手も先週はいいゴルフをされましたが、最終日ちょっと崩れたようですが
どんな様子でしたか。

(REX) ボールストライキングはホント良かったですよ。
池田君は、もちろん日本ではスーパースターだけど
アメリカ、特にメジャーで上位フィニッシュするという壁が彼の中に
あるんでしょうかね。

自分でそれを意識しすぎているじゃないかとぼくは思うんです。
最終日のバックナインの崩れ方というのは・・・ちょっともろさがでましたね。
内容が良かっただけに本人も残念でしょうがなかったでしょうね。

——池田選手はアメリカツアーに出たいという思いもすごく強いですよね。
次のアメリカでの挑戦はいつになるのでしょうか。

(REX) いまからは難しいですよね。
このあと日本の試合で世界ランキングを上げて
来年の春先のWGCなどになるんじゃないでしょうか。

——小平選手はどうでしたか。

(REX) ちょっと疲れていますね。
フル参戦で、今PGAツアーの厚い壁にぶつかっているという感じですね。
良いゴルフはしているんだけど、日本で残したほどの成績が出ていないから
30位、40位くらいで終わることに、もちろん本人は満足しないんだけど、
ある意味その位置に満足するということも大切かもしれませんね。

予選を通ることの本当の大切さ、難しさに直面していると思うんだけど、
昔、ジェイソン・デイと話したことなんだけど
その時はジェイソン・デイはメジャーに勝った後だったんだけど、
勝つまでの間はどの試合も予選通過、そして、トップ20位に入る、
そして、トップ10位に入る、と徐々に目標を上げながら
PGAツアーで戦うってことはそんなに簡単なことじゃない、ということを
自分で消化するまで時間がかかったと言ってました。

日本のツアーでトップ選手で常に優勝争いして当たり前というところから
PGAツアーに来てるから、予選通過に対してゴルフをすることが
自分の中で許せないところもあると思うけど
そこの目標設定の仕方を変えていきながら
結果的にトップ10に入った、結果的にトップ5に入った、
結果的に優勝争いもできた、という風にせざるを得ないんだけど
もちろん本人もそれはわかっていると思うけどね。
今はそれを自分で受け入れるまでの時間じゃないでしょうか。

このような過程をたどるのがツアーで戦っている普通の選手たちの考え方だと思います。
それが日本での賞金ランキング1位2位の成績をこっちでも、といきなり考えたら
難しいね。自分で自分を苦しめるよね。

ボールストライキングはとてもうまくいっているので、
ショートゲームとパッティングをいかにコンスタントにできるかが
今の課題なんでしょうね。

——では、優勝したのはケプカ選手、強かったですね。
そして優勝争いを盛り上げたのがタイガー・ウッズでしたよね。私もTV観ながら
タイガーが勝ってほしい、と思いながら応援していましたが、
現地でのギャラリーたちのタイガーへの応援はどんなかんじでしたか。

(REX) やっぱりタイガー・ウッズが主役でしたね。
初日から主役、そして週末、特に最終日はタイガーが主役だったね。
もちろんみんなタイガーに勝ってほしいと願っていたんですが・・・

今活躍しているジャスティン・トーマスにしてもケプカにしても
タイガーの全盛期を知らないんですよね。
タイガーと本当に優勝争いしたのは初めての選手がほとんどだと思います。
だから、タイガーのプレーに怯えていた90年代、2000年代前半のその選手たちとは
全く違う感情と感覚でタイガーとの優勝争いをしているから
タイガーに威圧されて自分で崩れていくってことがないですよね。
だからタイガーがメジャーで14回勝った時は、逆に相手が勝手に崩れてくれたのが
何試合もあったと思うけど、今はそうじゃなくなっているよね。

もちろん、みんなタイガーの凄さを知っているんだけど
本当の凄さをまだ肌で感じていない選手ばかりを敵に回して戦うから
タイガーも、これからは、チャレンジャーですよね。
絶対王者じゃなくって、チャレンジャー:タイガー・ウッズ
という感じになると思うんだけど、
ギャラリー、すべてのゴルフファン、スポーツファンが復活優勝を望んでますよね。
本当に凄い選手ですよね。

——鳥肌物のショットもたくさん見せてくれたし、
それを見てギャラリーたちのリアクションの反応も凄くてまた鳥肌立ちました。
タイガーの体調はいいでしょうか。最終日後半に、ときどき左腰をたたいたり、
左足を振ったりする仕草が見られてちょっと心配もしたんですが。

(REX) 暑かったし、連日のプレーで筋肉的に疲労もかなりきてたと思いますが
戦線から離れるほど悪いってことはないと思いますよ。

—-後半戦、われらの松山選手、小平選手の活躍に期待したいと思います。
有難うございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*