今週は畑岡奈紗選手、アメリカツアー初優勝を達成した素晴らしいプレーを見て
ワクワクしながら放送も見ました。
レックスもかなりテンション高く3日間の放送の解説をしていたと思いますが
そのレックスに放送後、畑岡選手のプレーについて聞いてみました。
畑岡選手のゴルフがどんどん強くなっている秘密も教えてくれましたよ。
(テキストは下記をご覧ください)
(みほ)レックスさん、お疲れ様です。
今日はアメリカ時間の昼にサッカーで日本チームがセネガルに引き分けて、
結構気分も良く、Tシャツも今日はサッカーのTシャツを着ています。
そこからーの、今週はUS LPGA walmart NW Arkansas トーナメントでしたが
見事、畑岡奈紗選手の優勝に終わりました!
(レックス)おめでとう!!
(みほ)今週は畑岡奈紗選手のことにつきると思いますが
3日間の放送を終えて総括的な印象を教えてください。
(レックス)間違いなく今週一番うまかったのが畑岡選手でしたね。
21アンダーでしたが内容はもっと良かったと思います。
後続の選手に比べて、ゴルフの内容がめちゃくちゃ素晴らしい!
まだ横綱ではないけれども横綱相撲といってもいいんじゃないでしょうか。
本当に素晴らしい1週間でした。
(みほ)一緒に戦っていた選手たちも強豪ぞろいで申し分ないメンツだった
と思いますが、その中でもかなり差をあけての優勝でしたね。
(レックス)世界ランクトップランカーたちを敵に回しても
彼女は自分のベストのゴルフさえできたら十分戦っていける
もしくは他を圧倒できるだけの実力があるということを
今週証明したと思います。
(みほ)去年の不調があったのですが、今年に入ってから調子を
徐々に上げてきて、優勝争いもキングスミルでプレーオフに進み破れましたが、
調子が右肩上がりに上がってきている奈紗さんのゴルフの状態はどうでしょうか。
(レックス)すごいと思います。
ただ、ひとつのことをやり続けて調子が上がってきているのではなく
いろんなことを試行錯誤しながらパフォーマンスを向上するために
工夫をしながら戦っています。
春先によかったロッテ、最終日には崩れましたが、あのころ、
サンフランシスコの試合、そして、キングスミル、
スイングも微妙に違うんですよ。彼女なりに工夫をしながら
こうやってみよう、こうやってみようといろんなことをトライしながら
1年間戦って、ひょっとしたら彼女の中でこれがベストではないか、という
それに近いスイングを今見つけつつあるのかもしれません。
松山選手と一緒ですよね。
自分のスイングが完成されているわけではない。でも
大まかなところは変わらないけど、そこからいろんなことをしながら
より良いものを探しながら戦っていくという姿は
畑岡選手の今シーズンのスイングの変り方だけを見てても
なんか松山選手を思い出すんですよね。
基本的には彼女も自分がコーチという選手です。
ガレス・ジョーンズというJGAナショナルチームのコーチからアドバイスは
もらっていますが、最後は自分で決定して調整していく。
そうした中で初優勝までこぎつけた、メジャーも狙えるだけの実力をつけている
そして、彼女はまだ19歳。ここからどうなるのか、楽しみです。
(みほ)レックスも私も奈紗ちゃんが最初にアメリカのQTを受けに来た2年前から
知っていますが、そのころから比べてどれくらいの成長を遂げているのでしょうか。
(レックス)僕が初めて見たのは2年前のQT。その時QTは通過したんですが
その年はアマチュアとして日本女子オープンを勝ちましたね。
QTを戦っていた時は調子はけっしてよくなかったと彼女も言っていました。
その時の彼女と比べるよりは、比較するなら日本女子オープンを勝ったときと
今の畑岡選手を比較したほうがいいような気がします。
もちろん、経験値という大きなものがあります。
自分に対するゆるぎない自信もついてきています。
ショットのクォリティーも数段良くなっていると思います。
身体もひとまわりもふたまわりも大きくなってますから
まだまだ19歳、疲れ果てた身体でも翌朝起きたら勝手に身体が大きくなって
強くなって、疲れ知らずのハードな練習をしていける状態ですので
今のこのタイミングを逃さずにとことん上り詰めてほしいです。
(みほ)奈紗ちゃんの気持ちの強さが私的にはすごく印象にあるのですが、
去年のあの屈辱的なアメリカツアーの敗退を経て、
まわりからもいろいろ言われながらも、アメリカを撤退して日本に戻ろうかという
話もありながら、それでも彼女はアメリカツアーに出たい、アメリカツアーで
優勝したいという気持ちを持ち続けていたので今回の状況が生まれたと思いますが
彼女のメンタル面はどのように思いますか。
(レックス)物怖じしませんね。
例えば、春先にオーランドに来ているときも
パク・ソンヒョンと練習する機会があったら、ぜひさせてほしいと
自分から進んで行きますし、
去年スーザン・ペターソンと一緒に練習する機会があれば
自分から率先して行きました。
今年、日本女子オープンが終わってオーランドに来た時は
松山選手と一緒に練習をし、松山選手が全米オープンの会場に行ったら
今度は畑岡さんはジュタヌガンシスターズに連絡を取り、
一緒に練習したいと彼女らの本拠地に乗り込んでいき、
押しかけて彼女らと一緒に練習をしている。
何か自分のためになるチャンスがあったら、必ず彼女は一歩踏み出していって
そういう意味では、私の知っている日本人選手の中では
最高に物怖じしない、積極的に自分がうまくなることに対して取り組んでいく
いやー、強い選手だと思いますよ。
(みほ)来週はビッグトーナメントがあります。そのあと
全英女子オープン、エビアンもあり、大きな試合が待っています。
楽しみになりましたね。
(レックス)今からもちろん紆余曲折、調子良くなったり悪くなったりってことは
あるでしょうけど、どこまで自分の目標を高く持って、
それに対して邁進していけるのか、楽しみにしています。
(みほ)有難うございました。