質問箱~低い弾道のボールの打ち方

Q : 2019年5月 兵庫県にお住まいのT.K.さんからの質問です。

「BYTC GOLFでいつもレックスさんの声を
楽しんでいます。タイムリーな情報と
レックスさんのユニークなコメントで試合
観戦もさらに待ち遠しくなっています。
そして、トラブル脱出シリーズもトラブルの
多い私には待ち遠しい記事です。

そこで質問です。
よくティーショットを林の中に曲げてしまい、
次のショットをどうしても低い球筋で
フェアウェイに出さなければならないことが
あります。できれば距離も欲しいのですが、
かなりの確率でチョロになるか、
うまく当たったと思っても先の木の枝に
当ててしまいます。

低い弾道のショットの打ち方を教えてください。
(ハンディキャップ18、月2ゴルファー)」

A : 回答

T.K.さん、ご質問いただき有難うございます。
それでは、低い弾道のボールの打ち方です。

低いボールを打つのに、ヘッドスピードを
落として打つことにより弾道を低くすると
いう方法もありますが、今回は、距離もある
程度出してできるだけ低弾道のボールを打ち
たいという状況(4I~6Iくらいを想定)に
なると思いますので、ポイントは、

「低いボールを打つためのセットアップをする」
ということになります。

 

ポイント
1. 低いボールを打つセットアップ
2. スイング軌道はインサイドアウト
3. スリークォータースイングで振る

 

⓵低いボールを打つセットアップの仕方

低いボールを打ちたいのでクラブのロフトを
できるだけ立ててセットします。

そのためには、
大げさにハンドファーストに構えます

ボールポジションは右足の前

距離を出したいため
そこそこボールを強振したいので
手の位置は自分の身体の真ん中にあったほうがいい。

 

 

スイング軌道はインサイドアウト

クラブをインサイドからアウトサイドに
トップスピンがかかるように振ります
フォローにかけてクラブを低く、
ボールを押し込むようなイメージで振る。

ボールは少し右から出て、低いフック系の
弾道になります。

ボールを追う目線は、自分がイメージする
低い弾道の飛び出し角度をイメージするのが大事。
(打った後、顔はいつもより下を向いたまま
になると思います。)

 

③スリークォータースイングをする

かなりハンドファーストで構えているので
フルスイングをせずにスリークォーター
スイングからハーフスイングで振ります

クラブ選択は、基本打ちたい距離のクラブ
を選んでいいと思います。
フルスイングはできないけど、ロフトを立てて
セットアップをするのでその分ボールは低く
転がるので距離は変わりません。

ただし、前方に木の枝がある場合は、
その枝の高さに当たらないクラブを選びます。

ボールの高さがどれくらいになるのかは、
普段の練習で、今回紹介した低い弾道を打つ
セットアップをして実際に打ってみて覚える
しかありません。いろんなクラブで試して
体感してください。

この打ち方は、アゲンストの風に向かって
打つときにも活用できますよ!

(by REX)

 

▼動画で実際の打ち方のイメージを感じてみましょう。