⑧左足下がり(下り斜面)のバンカーからの脱出

■8■ 左足下がり(下り斜面)のバンカーからの脱出

 

グリーン周りのバンカーにつかまった。
さらに
そのバンカーのライは左足下がり・・・。

いやだな~。

 

 

でも大丈夫。

 

確かに普通のバンカーショットに比べたら
足場が不安定なので心も不安になりますが、

構え方を工夫するだけで
脱出も簡単になりますよ。

 

では、アドレスのとり方です。

 

まず、スタンスはオープンにとります。
SWのフェースもそれに伴い開きます。

これは普通のバンカーショットの時と
同じです。

ちょっとクラブを短く持ったほうが
いいかな。

 

ポイントはボールの位置です。
思い切って
うーんと右足寄りにおきましょう。
右足のかかと線上ぐらいで
オッケーです。

ここがポイント!

 

左足下がりなので自然とアドレスでは
左足体重になります。

手も自然とハンドファーストになります。
違和感があって気持ち悪いかもしれません
がこれでいいんですよ。

 

この構えから、
あとは地面の傾斜に沿って
クラブを振るだけ
です。

 

ボールを上げないといけない・・・
なんて考えたらだめです。
左足下がりの傾斜なのでフォロースルーも
自然と低くなります。

 

このライはボールが上がりにくいライなので
上げようと思うほうが間違い。

 

上げなくても下り斜面なので前方のアゴは
低くなっているから上げる必要はありません。
逆らわずに低いボールでグリーンを狙いましょう。

このボールのどんな感じで飛んでいくかの
イメージがすごく大切です。
ここがポイント!

ボールを無理に上げようと思うと
スイング中に上体がはやく開いたりして
トップをする原因にもなります。

地面の傾斜どおりにボールが低く飛びだす
イメージです

ショットはあくまでもいつもと同じ。
体を回転させてクラブの重みで打ちます。

無理に手でフェースを返そうとしては
いけません。

いやでも体は左へ動くので
その力を利用して打ちます。

何ごとも経験です。
下り傾斜のバンカーを見たら、
何度も練習してみてください。

この構えをすれば意外とカンタンに
脱出できますよ。

 

 

 

ゴルフはゲームをするスポーツ。
いろんなトラブルがコース内では待ち受けて
いますが、その時の状況を受け入れて
脱出に果敢にチャレンジするスリル感を
楽しみましょう。

そのためにも、練習練習!

(by REX)