②障害物を回避する打ち方1~フックボールを打つ

■2■ 障害物を回避する打ち方1~フックボールを打つ

 

障害物がボールの前方にあるとき、
フックボール か スライスボール
それを回避する方法を考えます。

ビギナーの人は一か八かはしないで
(それでもうまく障害物を避ける
こともありますが・・・)、
確実に前方が開けるポイントに
ボールを出してください
ね。

その場合ですが、
スライスボールは基本的に飛ばないし
曲がり幅をコントロールするのが
かなり難しいので、

まずはフックボールでその障害物を
回避できるかどうか

考えてください。

 

 

では、フックボールを打つためのポイントです。
わざと大げさにフックボールを打つ打ち方です。

①クラブフェースをボールを最終的に打ちたい
目標方向にセットする。
②アドレスは打ち出したい方向にセットする。
③アドレスを取った方向にいつもどおり
スイングする。

 

下の写真の状況は、前方に高い木があります。
グリーンはその木の真裏方向にあります。

この木の右側はワイドオープンで
フェアウェイも広く残っています。
なので、間違いなくフックボールで
グリーン方向へ打ちます。

 

 

それでは、フックボールの打ち方ですが・・・

①クラブフェースをボールを最終的に打ちたい
目標方向に向けてセットします。
ここでは木の真裏にあるグリーンに
向けてセット。

 

次にスタンスの取り方です。

クラブフェースを①でセットした方向に
向けたまま、スタンスはボールを打ち出したい
方向にとります。

ここでは前方の高い木の右側
(どれくらいまわして打つか自分でしっかりと
イメージを作ってくださいね)。

 

足、腰、肩はすべてこのスタンスの方向に
真っ直ぐにセットします。

正面から見たら、
かなりクラブフェースがかぶって構えている
のがわかりますね。

グリップはクラブフェースをかぶせた状態で
クラブをセットしたらいつもどおりに
グリップします。

写真では分かりづらいかな・・・。

ボールの位置はいつもよりも
右側になります。

慣れないととても違和感のある構えですが、
これでいいんです。

 

あとは、
今とっているスタンスの方向に
いつもと同じスイングをするだけ
です。

フルショットよりも3/4ショットくらい
のほうがいいですね。

 

クラブ選択は、
フェースをかぶせているけど3/4ショット
なので、いつもの番手でも同じくらいの
距離はでますよ。

 

ボールの高さはいつもよりは低くなります。
そのイメージで振ってください。

ボールはスタンスの方向に飛び出し、
障害物を避け、そして、フックして
最後の目標のグリーンに向けて戻ってきます。

スイング中に絶対にフェースをかぶそうと
したらダメです。

信じてスタンス方向に振りましょう。

打ち出したい方向にスイングをします。
右にすっ飛んでいってしまいそうですが
ちゃんとフックして左に戻ってきてくれます
から信じてスタンス方向にいつもどおり
スイングしましょう。

どれくらいの幅でフックさせたいかは
クラブフェースのかぶせる度合いで
調節ができます。

どれくらい曲がるのかは自分でいろいろと
フェースのかぶせる角度を変化させて
試して体感してください。

 

いつも言ってますが、練習でまっすぐな
ボールを打つばかりではなく、
わざとフックボール、スライスボール、
低い球、高い球などいろんな球筋の
ショットを打ってボールを操ることを
楽しんでください。

きっとコースに出たときに役に立ちますよ。

(by REX)