2018年9月20日 / 最終更新日 : 2019年3月2日 kuramoto_admin トーナメント情報

タイガーとデシャンボーに聞いたで～

Tour Championship 水曜日、
試合前に主要な出場選手のプレスインタビューが行われます。

今回の注目選手は何といっても
5年ぶり出場のタイガー・ウッズ、
そして、FedExランキング1位で最終戦に臨む
ブライソン・デシャンボー。

タイガーとデシャンボーのプレスインタビューで
レックスが質問！
さて、どんなふたりの話が聞けたのか、
試合会場のEast Lake Golf Clubからお届けします。

▼テキストはこちらから

—-レックスさん、お疲れ様です。
今週は今シーズン最終戦のPGA TOUR Chanpionshipの会場、
アトランタ（ジョージア州）に来ています。
コースはEast Lake Golf Clubです。
レックスさんはここは初めてですか？

(REX)　まったく初めてです。

—-今日は試合の前、水曜日ですが、レックスさん初の
プレスインタビューに参加して、なんと、タイガーと
デシャンボーに質問をされたということですが
まずはタイガーのその時の様子を聞かせてください。

(REX)　そうですね。インタビュールームもメディアの人たちで
ごった返していて、最初のうちは好きな質問ができると思っていて
それが時間がたてば自分が聞きたいことを他の人が先に聞いてしまうと
思ったので、質問の時間になったら真っ先に手を上げたところ
3番目に当てられました。

タイガーに質問したのは、East Lakeに帰ってきておめでとう
ございます、ということ。そして、シーズン始まる前は誰も
タイガーがここに戻ってくると誰も予想してなかったけど
今ここにいて、トーナメント勝つもの時間の問題というところまで
きましたが、もっと大きな視点で、2年後、東京オリンピックで
タイガー、自分が東京でプレーしている姿を想像できますか。
と聞きました。

タイガーは、「もちろん、今から今の状態をキープしながら戦っていく
というのは自分としても新たな目標としてもいいと思うし
頑張っていきたい。できるなら東京で戦いたい」と
言ってくれました。

続いて、デシャンボーですが、
タイガーのプレスインタビューの時に
デシャンボーが最近よくタイガーと練習をしているから
恐らくライダーカップも一緒に組むと思うんですよね。
そんな時にタイガーが、デシャンボーの今の成功の秘密は何ですか、
と聞かれました。

タイガーは、”Think outside of box.”　と表現していました。
これは、「デシャンボーの通常観念にとらわれず他の人が考えない
発想のもとで物事を考える能力のこと、そして、練習量。
練習することに苦にならない才能、このふたつが彼を育ててる。」
と言ってました。

そのことをデシャンボーに話して、彼にゴルフをする前から
そういう性格だったのか、と聞きました。

デシャンボーは、「基本的にはそういう性格で、ただ、ゴルフは
自分はジュニアの時はそんなに上手くなくって、どうすれば
上手くなれるかと真剣に考え尽くした結果、だれもしていない
アプローチで物事を考える、だれも考えていない方法で考えて
他の人に対しての自分のアドバンテージを保つことが
自分の最高の楽しみだ！」と言ってましたね。

練習量に関しては、「10時間でも何時間でも練習することが全く苦に
ならない性格で、逆に練習することによって何か自分で見つけることが
あったら、それは生きていても最高に楽しい瞬間だ。」と
彼は言ってました。

彼が練習場で最後まで練習している姿をいつも見るんですが
なにが彼をそこまで練習させるのかというのがわかって
あらためて彼の凄さを確認しました。

—-普段、変人デシャンボーと、いい意味なんでしょうけど
レックスさんは言ってますけど、その変人ぶりの印象は変わりましたか。

(REX)　普通の人とは変わっている、という意味では変人なのは
間違いないです。そこまで自分の時間を費やして全身全霊ゴルフの
ことに特化しているからこそ、成績が出なかった時の反動というのは
自分の失望感というのはあるんでしょうね。
そちら側の側面をゴルフって見る機会が多いから、彼が
どちらかというと変人、という風に見られてしまう。

まあ、彼自身も自分のことを変人だと認めていて
今回のライダーカップはある意味チームイベントで戦うことになるので
いろんな経験もできるし、それを楽しみにしている、と彼は
言ってましたね。

彼は自分が変人であることをある意味楽しんでいる。
それも彼の人生の楽しみ方、みたいな感じですね。

—-有難うございます。
それでは、明日からのタイガーとデシャンボー、そして、
もちろん松山プロの活躍を楽しみにしたいと思います。

(by REX)