日本では石川遼くんが感動の優勝を決めて
日本はまた遼くんフィーバーが起こっている
のでしょうか。おめでとうございます！

 

そして、こちらアメリカでは

LPGAのThornberry Creek Classicと
PGAの3M Open。

LPGAではフォン・シャンシャンが優勝。
アリア・ジュタヌガンとの優勝争いは
見応えがありました。

PGAの3M Openは、我らが松山英樹選手も最終日は
トップと2打差スタートで目が離せません
でしたが、

優勝したのは6月にプロ転向したばかりの
マシュー・ウルフ選手。
独特のスイングスタイルですが、これからの
活躍がすごく楽しみな選手となりそうです。

レックスも男女ともジュニア、カレッジゴルフで
もまれて活躍してきた若手選手の大健闘が
すごく印象的は試合だったと少し興奮気味。
先週の試合を振り返ってもらいます。

ポイント：
フォン・シャンシャンとアリア・ジュタヌガン
17歳のイエリミ・ノーは凄いでー！
大学中退プロ転向したばかりのマット・ウフルが優勝！
若い選手の活躍で新しい時代が来てる！？

 

▼音声でお届けします。

 

 

▼テキストはこちらから。

—–レックスさん、今週もお疲れ様でした。
LPGAの試合ソーンベリークリーククラシック
終わりましたが、レックスも試合前には
これはバディー合戦になるぞと言ってました
が実際そのようになりました。

シャンシャンが勝ちましたね。
29アンダー、去年の31アンダーに迫る
勢いのアンダーパーの結果となりましたが
最終日終わってどんな試合だったか
振り返ってください。

 

（REX）面白い試合だったですよ。
最終的には世界ランキング昔1位になった
フォン・シャンシャンとアリヤ・ジュタヌガン
との一騎打ち。

そして現在1位のパク・ソンヒョンが
先週の疲れが出たんでしょうか、終盤伸び
悩んだっていう感じなんですが、
基本的には実力者が最後は優勝争いに
絡んだと言う試合でしたね。

シャンシャンなんですが、彼女は基本リーダー
ボードを見ないでプレイをする選手なんですが
最終18番ホールでセカンドをピタッとつけて
１ｍ位のバディーパットを残しました。

打つ前までは２パッドで優勝だと思っていた
らしいのですが、打つ前にリーダーボードを
チラ見したときに自分がこれを入れなきゃ
勝てないとわかって、プレッシャーを感じて
打ったと言っていました。

それをしっかり決めて逃げ切り優勝と
なりました。難しい18番でフォン・シャンシャン
とジュタヌガンがしっかりバーディー
フィニッシュだったし、見ごたえのある
試合でしたよ。

 

—–シャンシャンはいつも淡々と
ひょうひょうとプレーするイメージが
ありますが、どんなプレイスタイルの
選手ですか。

(REX) 正確性で彼女は勝負をする
タイプなんですが、

実はこの2年間彼女はここまで勝ち星がなくて
優勝した後のインタビューで彼女が言ってたのは
この2年間は飛距離を追求して自分のゲームが
おかしくなったらしくて,
それを矯正するのに今年前半戦少し時間が
かかったんだけど

また自分の正確性を重要視しながらプレイを
し始めたらまた調子が良くなって
この優勝につながった
と言ってましたね。

彼女の場合は基本的な飛距離はあって
最近のこのLPGAのスター選手たちは
大体平均で270ヤード近く飛び始めているから
その+10ヤードを求めはじめて調子が悪くなった
と言うのが彼女の状況だったらしいです。

今週はそのシャンシャンの正確性が
戻ってきました。

アリアは今週特にパー５で稼がなきゃ
いけない試合なんだけど、バック9に2つある
パー５両方とも２オンが可能なんだけど
アリアはそのバック9のパー５でイーブンパー
なんですよ。四日間で。

それで28アンダーだからいかにショットが
悪い中、逆にショートゲームとパッティング
のうまさでここまでスコアを伸ばした
と言うことなので
彼女のポテンシャルはすごいですね。

ショットがちょっと荒れ気味なのが
気になりますね。今までよりもちょっと
荒れてますね。いいショットもあるんだけど
曲がるショットが今までよりもひどく
なっています。

 

—–他に気になる選手はいましたか。

(REX) 　イエリミ・ノー選手。17歳なんだけど
今回はマンデークオリファイイングを得て
本戦出場権を得たんですが、彼女は初日から
頑張って63 65、昨日がパク・ソンヒョンと回って
69。今日は最終組の3つ前をAmy Yangと回って
最終ホールボギーなんだけど68。
結果的に6位タイ。

彼女はほんとスイングがしっかりしている。
まだまだ体も大きくなりそうだし、
バッティングにちょっと難があるけど
すごく有望な選手だよね。

今年の1月からプロに転向した選手です。
去年の全米ジュニアガールズ勝って、
PGAジュニアも勝って、カナダ女子アマも
勝って、この3つを勝ったことによって
大学進学予定だったのをやめて
1月にプロになりました。

それでいきなりマンデークオリファイイングを
受けて、いきなり優勝争いに絡んできた、
と言う選手です。UCLAに行く予定だった
んだけどそれを止めた。

大学シーズンが終わる6月以降にプロ転向した
マリア・ファッシとカプッチョがいます。

もう1人今回がんばったパティ・タバタナキッド、
タイの選手なんだけど、彼女もUCLAに行ってて
2年で大学を辞めて今年の全米女子オープンから
プロ入りした選手で、シメトラツアーに2試合出て
15位と2位になって先週この試合に出て
最終日コースレコード61で15位タイ。

彼女も19歳だから、そんな選手がじゃんじゃん
出てきてる。すごいね。

 

—–カレッジゴルフのレベル、そして、
ジュニアゴルフのレベルも間違いなく
上がってきてますね。

(REX) ノー選手もこれなら勝てるわと言う
素晴らしいゴルフをしてたよ。

マリア・ファッシっていうのはすごく
球が飛ぶ。カプッチョ選手はアマチュアの
試合を勝ち続けた選手。

三者三様のいろんなカラーを持った選手が
今シーズンから新たにLPGAに加わってきている
と言うことだし、まぁ若い選手が強いね。
これからが楽しみになりましたね。

これから強烈なデビューを果たした選手たちが
今から3年後4年後5年後にLPGAの中に
何人残っているかということも注目したいし
ワクワクさせてくれる、
そういう期待をくれた1週間だったと思います。

 

—–PGAも注目していたんですが、
松山くんが最終日2打差でトップを追いかけて
いたので、私もテレビで見ていたんですが
こちらも好スコアで優勝争いもだんご状態。
凄く面白かったですよね。

(REX)　勝ったのがマット・ウルフ。
彼はオクラホマ州立大学を3年で辞めて
プロ入りしていきなり優勝。

 

—–この間、レックスが今すごいスイングの
大学生のやつがいるんだって言ってたばかり
なので、その彼が優勝したので私もびっくり
したんです。

(REX)　優勝争いをしていたコリン・モリカワ
と言うのも、大学終わったばっかりだし
いやー、大学上がりの、もしくは大学中退した
選手たちが活躍すること活躍すること。

ゴルフも新しい時代に入ってきたのかな。

 

—–マット・ウルフと言うのはちょっと特徴的な
スイングをしているので、彼についてはまた
レックスに別の機会でコメントして
もらおうと思います。

レックスはこの後どのような予定に
なっていますか。

(REX)　今週はスコティッシュオープン。
ヨーロピアンツアーです。
マキロイも登場しますよ。その解説をします。
DAZNで放送します！

毎日8時間の放送をして僕は前半戦後半戦
どちらかを担当します。
楽しみにしてください。

（編集担当：みほ）