風のチェック

ゴルフで一番影響を受ける外的要因のひとつに風があります。
この風を読みきれるかどうかが、コースマネージメントをする上で大きなウエイトを占めてきます。ティーショットはもちろん、グリーンを狙うショット、高く上げるアプローチ、そして、グリーン上でのボールの転がりにまで風は影響してきます。

やはり、ローハンディキャップのプレーヤーほどこの風を気にしますよね。
もちろん、プロゴルファーはこの風の読みがその日のスコアーに直結することを痛いほどわかっています。ショットを打つ直前には芝をちぎって空中に放ち、芝がどんなふうに舞い降りるかをチェックしている動作を必ず見ますよね。

                   

プロは経験的に風の強さや向きがショットにどう影響を与えるかを知っています。風に影響されることを想定してどんな球筋で攻めるか、クラブ選択はどうするかを決めます。

この風を読むことはアマチュアアベレージゴルファー達にとっても、やはり必要です。風を読み、その風と仲良くすることでスコアーは驚くほど激減します。


そこで、まずはラウンドをする前に練習場でボールを打ったりパッティンググリーンでパターの練習をしている時に、今日はどんな風が吹いているのかをぜひチェックしてください。そして、おおまかな風の流れをスコアーカードやヤーデージブックに描かれている18ホールの全体図に書き込んでおいてください。そうすることによって、各ホールの風の向きを推測することができます。


      

たとえば練習場で左からのアゲンスト
の風が吹いていたら上の写真のように矢印を書いておきます(赤の矢印)。このメモから1番ホールは左からのアゲンスト、2番ホール、3番ホールはフォローの風が吹いているとわかります。風は時間とともに変化します。途中での修正はまめにやりましょう。

REX倉本のWEBゴルフレッスン

ティーグランドで考えること