トラブル6


林の中からの脱出の考え方



ティーショットを曲げて林の中にボールが突入!
よくあるトラブルですねー。僕もしょっちゅうです(汗)。
おかげでトラブルショットが上手くなってしまいました。(笑)

林に入ったらどうやって脱出するかを考えるポイントがあります。

ビギナーの人はほんの小さな隙間からグリーン方向を狙おうなんて大それた事を考えずに、フェアウェイに出せるポイントを探して、まずはリスクを最小限にしましょう。謙虚に、謙虚に。

@ボールのライ
Aクラブが振れるかどうか
B脱出できる空間はどこか
Cどんな球筋にするか
Dクラブ選択


@ボールのライを見る

まずはボールの状態をみます。
ライがよければボールをフックさせたりスライスされたりとコントロールが可能になります。もし、ライが悪い場合はボールコントロールが難しいので 真っ直ぐな棒球しか打てないことを想定して脱出の空間を探すことになります。

Aクラブが振れるかどうか

次に、クラブがちゃんと振れるかどうかをみます。テイクバックの取れる方向、どれくらいのスイングができるかで、また脱出の空間が変わってきますね。


拡大写真はクリックしてね!
B脱出の空間を探すCクラブ選択

次に脱出できる空間を探します。@ABのいろんな条件があって脱出できる空間がかなり絞られると思います。また、脱出にはボールをできるだけ上げないで、低いボールで脱出するイメージを持ってください。そのほうが成功する確率が高いです。具体的にこの写真の状況でどうするか説明しますね。これはティーショットをプッシュしてしまい右の林に入れたところです。

ボールのライがいい場合 右前方に広めの空間があります。グリーンに一番近づけるにはいい空間です。ただし、まっすぐに打つとラフ、もしくはかなり右サイドにボールが入って3打目がまたトラブルになる可能性があるので、フックボールを打ってフェアウェイにボールがいくようにします。ライがいいのでコントロールショットができます。クラブ選択は前方の木の枝に絶対にあたらず、地面にも当たらないクラブを選びます。ここでは4Iか5Iを持ちますね。フェースをかぶせてフックを打つのでボールは普段よりも低くなりますよ。

拡大写真はクリックしてね!

ボールのライが悪い場合 気持ちは右前方の空間から脱出したいけど、ボールのライが悪くてコントロールショットを打てそうにありません。またどんな球筋が出るのか想像しにくいこともあります。そんな場合は気持ちを切り替えて、確実にフェアウェイに出せる空間を探します。この写真の場合は、前方の木の左側フェアウェイ方向ですね。そして、第3打に集中することにします。クラブ選択は、とにかく前方の枝にあたらないできるだけ低いボールが打てるクラブを選びます。そして、フェアウェイにボールをとめる距離感をしっかりと考えて打ちます。















トラブル脱出レッスンに戻る

バーチャルラウンドレッスンに戻る

レックス倉本のWEBゴルフレッスン・TOPページへ


各ページに掲載している記事・写真の無断転用を禁じます。
Copyright(C)2005-2016 REX KURAMOTO INC All right Reserved.