障害物を回避する打ち方
フックボールの打ち方
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障害物がボールの前方にあるとき、フックボールかスライスボールでそれを回避する方法を考えますね。
ビギナーの人は一か八かはしないで(それでもうまく障害物を避けることもありますが・・・)、確実に前方が開けるポイントにボールを出してくださいね。
その場合ですが、スライスボールは基本的に飛ばないし、曲がり幅をコントロールするのがかなり難しいので、まずはフックボールでその障害物を回避できるかどうか考えてください。
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フックボールの打ち方はカンタンでーす。
この写真の状況は、前方に高い木があります。グリーンはその木の真裏方向にあります。
この木の右側はワイドオープンでフェアウェイも広く残っています。なので、間違いなくフックボールでグリーン方向へ打ちます。
それでは、フックボールの打ち方ですが・・・
@クラブフェースをボールを最終的に打ちたい目標方向に向けてセットします。ここでは木の真裏にあるグリーンに向けてセット。
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次にスタンスの取り方です。
Aクラブフェースを@でセットした方向に向けたまま、スタンスはボールを打ち出したい方向にとります。ここでは前方の高い木の右側(どれくらいまわして打つか自分でしっかりとイメージを作ってくださいね)。
足、腰、肩はすべてこのスタンスの方向に真っ直ぐにセットします。
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正面から見たら、かなりクラブフェースがかぶって構えているのがわかりますね。
写真では分かりづらいかな・・・。
ボールの位置はいつもよりも右側になります。
慣れないととても違和感のある構えですが、これでいいんです。
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あとは、 B今とっているスタンスの方向にいつもと同じスイングをするだけです。
フルショットよりも3/4ショットくらいのほうがいいですね。クラブ選択は、フェースをかぶせているけど3/4ショットなので、いつもの番手でも同じくらいの距離はでますよ。ボールの高さはいつもよりは低くなります。そのイメージで振ってください。ボールはスタンスの方向に飛び出し、障害物を避け、そしてフックして最後の目標のグリーンに向けて帰ってきます。
スイング中に絶対にフェースをかぶそうとしたらダメです。
信じてスタンス方向に振りましょう。
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